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6日目その2: さらばマチュピチュ!

マチュピチュの西の端っこで、ひと休み。
これは、聖なる岩。
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遠くに見える山と同じ形をしている。

この岩のすぐ裏は、ワイナピチュへの入り口。
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行方不明にならないように、ここで名前を記入してから登るらしい。

どんどん道を進むと、庶民、技術者、貴族の居住区が並ぶ。
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なんでそれがわかるのかというと、石の組み方が身分が高いほど
丁寧に組まれているから。
技術者の居住区にある、石臼(と思われるもの)。
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この右側が王女の宮殿。
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王女がいたかどうかは知らないけれど、ここが神聖か高貴な場所であったことは、
この整然とした石積みの壁が物語っている。
入り口からお邪魔すると、
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内部には飾り物が置かれてたのか?窓枠のような棚が周囲を囲む。
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二階もあるが、封鎖されていて残念ながら上がれない。
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二階建てになっている建物はここ以外、マチュピチュにはない。

すぐお隣は、太陽の神殿。
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相当に高度な技術が要されたであろう、曲線のカーブを帯びた石積みの建物。
美しい。。。
太陽の神殿の下は、陵墓と呼ばれる場所。
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階段状の石が置かれ、ここにはミイラが安置されていたらしい。

市街地を取り囲むように広がる段々畑。
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斜面に沿って水路から通ってきた水が、市街地の17あるという
水汲み場へと注がれる。
これはその一つ。
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1万人いたともいわれる住民のこの生活用水といい、
周囲に一面に広がる段々畑への灌漑用水といい、
水をどこから、どうやってこの高い地へ引いてきたのかは、
とても興味がある。
石組みの技術といい、水路の技術といい、
インカの遺跡に触れれば触れるほど、謎は深まる。

ふもとのマチュピチュ村(アグアスカリエンテス)と
マチュピチュを結ぶバス道が見えた。
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かなりなジグザグ道だ。

正午を過ぎ、陽もカンカン照りになってくると、その日射しのきつさと暑さに、
だいぶ体力も消耗してきた。
かなり観光客も増えてきて、遺跡内も混み合い始めたので、
ふもとに降りるバスが混まないうちに戻ることにした。
またもう一度来られるチャンスがあることを祈って・・・。
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出口を出ると、お土産物の露店があった。
日本人も相当に多いらしく、日本語のガイドブックがあったので、
記念に買った。

出口下のトイレが結構混んでいた。チップが1ソル必要。

帰りのバスが2台ほど止まっていたので、待たずにすんなり乗れた。
窓の外のマチュピチュが、だんだんと見えなくなってしまうのを見ていると、
本当に天上の都市だと思う。
最初に発見した人は、スゴイわ。
飛行機から見つけてたわけでもないだろうに。。。

村に下りると、大粒の雨が降ってきた。
たちまちスコールのような激しい豪雨へと変わる。
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お土産物やさんの軒先を借りて、しばらく雨宿り。
タイミング良かったわぁ。

少し雨も治まってきたので駅の近くのレストラン、Aikoでちょっと遅い昼食。
チャーハンとスープスパゲティを食す。
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昨夜の夕食がひどかったので、ちょっとドキドキしたけど、
ここはとても美味しかった。

アグアスカリエンテス発クスコ行きのビスタドーム(展望列車)を
15:30に出発。
今回も前から2列目で見晴らしが結構いい。
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山の天気は変わりやすく、少し走るとあっという間に青空が見え、
お天気になった。

歩き疲れて日に当たりすぎてぐったり、ぐっすり熟睡。
クスコの一つ手前の駅で、ほとんどの人が降りていった。
どうやらここからは、スイッチバックの連続でクスコの街へと下りていくらしい。
後ろに戻ったと思ったら、前にしばらく進んで・・・
列車の電気が消され、停電?と思ったら、下の方にクスコの街の
黄色い灯りが見えてきた。
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まばゆく光るクスコの夜景は幻想的で、一見の価値はある。
ただのんびり下りるから、
クスコへ車で15分ぐらいスーッと行くか、夜景を見ながら1時間かけていくか・・・
それはお好み次第。

クスコには、19時半到着。
駅までお迎えに来てもらって、再び同じホテルにチェックイン。
夕食は、ペルー最後の夜なので地元のレストランに行って・・・
あれ、何食べたっけ。
写真を撮るのも忘れてた。
マチュピチュを下りた時点で、もう私の中で1日が終わっていたな。。。

ちなみに、
07年11月現在、
マチュピチュ入場料は、一人120.5ソル(約4220円)
マチュピチュ村~マチュピチュ間のバス(往復)代は、一人12米ドル(約1400円)

この金額は、度々値上げされているので、あくまでご参考程度に。。。
by cocowaqui | 2007-11-14 23:55 | 07秋 南米・ベルギー | Comments(0)
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