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カッコいい男

ついに、オバマさんが大統領に!
夜中の就任式は、起きていられないので録画した。
まだ見てないけど。

ちょうど1年前、あの場所を訪れたことを思い出すと、
遠い昔のことのような何だか不思議な感じだ。
あの時は、大統領が変わることがすごく他人事に感じたし、
ヒラリーか、マケインか、という雰囲気があったし、
オバマさんが大統領になるとは正直思っていなかった。
何より、景気がこんなに悪化すると思っていなかったし・・・。

オバマ大統領の演説は、魅力的だ。
わかりやすい口跡と、力強い声。
カリスマ性があって、アメリカ国民でなくても、この人となら
本当に世界が変わるかも、という期待と全信頼を預けたくなる
器の大きさを感じさせる。

・・・でも、これからが大変だろうなあ。
そんな人民の期待を一身に背負って、成果が表れなかったら。。。
そう考える私は、へそ曲がりかな?

一昨日、久しぶりに展覧会へ行ってきた。

「白洲次郎と白洲正子」展。

白洲次郎のことは、小さい時に何かで知って、
ずっとカッコいいおじさんだなあと思っていた。
ここ数年は関連書も出て、やっぱりすごい人なんだと再認。
本人の努力ももちろんあるだろうけど、
地位も、財産も、優秀な頭脳も、頑強な肉体も全て兼ね備えているから、
自分の意思を臆することなく堂々と通せるのだろうと思う。
彼がいたから、日本はアメリカの言い分に振り回されずにすんだ、
という意味ではやはり大きな天命を与えられた人なのだろう。

その次郎さんと結婚した正子さんもしかり。
本人の美意識と行動力に加え、類まれなる紳士との結婚が、
彼女の才能を開花させたのだろう。

まるで、おとぎ話の主人公たちを見ているような展覧会だった。

でも次郎さんの格言でなるほど、と思うことがいくつか。
その中の一つ、

「夫婦円満の秘訣は、一緒にいないこと」

納得?!

・・・ただ、彼らのセンスにあやかって武相荘(*2人の住まい)
コレクションを会場外で販売するのって、どうなの? と思う。

粋という枠から外れている気がするけど。
by cocowaqui | 2009-01-21 11:11 | 好きな事 | Comments(0)
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