3日目その2:チチカカ湖クルーズ~太陽の島(前)チュア港を出発すると、すぐ朝食の時間となった。 6名のゲストに、同じくらいの乗務員。 ビュッフェスタイルで、パンや果物、チーズ、ハムなど。 多少は揺れるけれど、何より空と同じぐらい青いチチカカ湖を進むのは とても気持ちが良かった。 やがて船は、湖の対岸の距離が最も近いエリア、ティキナ海峡へと近づいた。 (湖なのに、海峡?) 船が往来していて、その中には車やバスも! 半分ぐらい沈んでみえるけど、たぶん大丈夫なのよねえ・・・。 近づいていくと、車の横に乗っている乗客の人たちが手を振っていた。 思わず手を振り返す。 チノ、チナと蔑視されてきた、ベネズエラじゃあり得ない光景だ。 言葉は交わさないけど、ジーンと温かいものがこみ上げてきた。 いいなあ、ボリビア。 ボリビア万歳! 遠くには、どれも6000mを超える山々。 今の自分のいる位置が高すぎてピンとこない。 富士山の頂上よりも高いんだ!! 船での移動は・・・ 読書しようにも、揺れるから気持ちが悪くなるし、 せっかく景色がいいから外に出ると、日射しと風が強すぎて しばらくするとクラクラして、また中に入ったり。。。 そんなこんなを繰り返し、 約2時間半で、太陽の島Isla del Solに到着。 チチカカ湖には、大小41もの島が存在するけれど、 その中でもこの太陽の島は、インカ帝国の発祥の地といわれている。 ここに人が住み始めたのは、紀元前2000年頃からというのだから、 何だか気が遠くなるぐらい昔の話だ。 もともと違う文明が存在していたところに、インカの人たちがこの地を 聖域としたらしいから、いつの時代もどこの世界も同じようなことを しているようだ。 いくら文明が発達しても、根本的には人間は変わらないのだろう。 船着き場には、既に数台のクルーズ船が停泊していた。 船を下りると、怪獣の頭のついた大きなトトラ船がスーッと現れた。 トトラ船とは、湿地などで生育するススキやイ草に似た植物の一種の トトラで作った船のこと。 こんな大きなトトラ船は、観光用なのでめったにない。 太陽の島からチチカカ湖にむかって島の右側の方を就航。 ポンチョと帽子の民族衣装を着た4人の男性がこいでくれたが、 エンジンがついているらしく、音がした。 男性陣の希望者は、衣装を着てオールを持って漕ぐ体験をさせてもらえた。 男性同士のグループは、喜々として写真を撮っていた。 意外と同性のカップルって、海外は多いのよね。 やがて、島の中腹にテラスに混じって遺跡らしきものが見えた。 インカ時代の建物の跡らしい。 いつもなら行きたい、上りたいと思うけど、日射しがきついし 空気は薄いし、ボーっと見ているのがやっと。 空を見上げると、光の線と輪が・・・。 日射しがよほど強いみたいだ。 このツアー、始まったばかりなのにもうキツイぞ。。。
by cocowaqui
| 2007-11-11 22:51
| 07秋 南米・ベルギー
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