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サンファン観光2~エルモロ要塞

遠くに見えるのが、エル・モロ要塞El morro
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要塞前の広々とした丘では、たくさんの人たちが凧(カイト)あげの真っ最中。
周りには電線もないし、大西洋からの偏西風が通り抜けるここは、たしかに絶好の
ポイント。
日本だとお正月の光景だけどね。なんだかとても壮観。
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凧は、日本とか中国だけかと思ったら世界のどこでも見られるもののようだ。
そういえば、ベネズエラでも道路でカイトを売っていた。

エル・モロ要塞正面。
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ちなみに、オールドサンファンも含めこの一帯は、
「サンフアン歴史地区」として世界遺産に登録されている。

正面右手は墓地が広がっている。(写真右奥から歩いてきた)
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1539年に着手されてから、なんと完成まで244年もかかった堅固な要塞。
最終的に今の形になるまでには、400年近くの歳月が費やされた。
かつては、半島をぐるりと覆うほどの大きさだったようだが、
今はこの中心部分、サンフェリペ・カストルSan Felipe Castle
周辺しか残っていない。
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↓ワクワクするような重厚なファサード。
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入場料は、一人$3。
観光地なのに、意外と安くてちょっとびっくり。
監視窓。大砲の奥に見える海の青さがまぶしい。
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弾薬庫。かつては天井いっぱいに積まれていたのか。
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外に出て、上っていくと、
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一番高い場所に出た。
この要塞は、6層の構造になっていて、一番高いここは44mある。

ここにある灯台は、海上からの高さ55m、
1906年から2年の歳月をかけて、アメリカ軍によって建てられたもの。
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要塞から見た大西洋。
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これだけ海に囲まれていると、海賊やら他の国の軍隊やらが、
襲って自分のものにしてしまおう、という野望を抱く気持ちがわからなくもない。

さっき入ってきた中央広場を望む。
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灯台をぐるりと降りたところの中には、博物館があった。
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「カリブにおけるスペイン軍の要塞」の図。
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ベネズエラもクマナとかいくつかあるのよね。
スペインは、こうしてズカズカ土足で踏み込むように侵略し、
そして次々とカリブ海を掌中に治めていったのであった・・・。

建設当初の頃の模型。
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16世紀終わり頃から、イギリス軍、ドイツ軍が攻撃をかけてきた。
しかし、強固な要塞のおかげでびくともしなかった。
ただ、スペインの植民地であることから、島民の不満は募っていた。
そしてスペインから支配を奪ったのは、アメリカだった。
1898年に起きた米西戦争で、米国に占領され、米国領となった。

外へ出ると、古い砲台が展示されていた。
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横の階段から、下へと下りていく。
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明るい光が差し込む扉の向こうには、
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かつて大砲が並んでいた砲列台があった。
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奥には、見張り台がある。
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ここから見た景色・・・
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今も、サンファンを守り続ける。
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中央広場横の砲台窓を見上げる。
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その下には、兵士たちの炊事場があった。
いったいどのくらいの量の食事をここで作っていたのか。
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長年の風雨で、要塞の壁はいつしか剥がれ落ちて、土へと還っていった。
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入ってきた中央広場へ上るすり減った石段。
何百年もの間、どれだけ多くの足がここを行き来したのだろう。
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中央広場に戻ると、現実の世界に戻ってきた感じ。
広場横の、ミュージアムショップ。
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広場から見下ろした砲列台と見張り台。
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飛行機の時間もあるし、少し早いけれど町を歩きながら荷物を取りに戻って、
空港に向かうことにした。
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by cocowaqui | 2008-03-16 22:25 | 08春 カリブ海周辺、NY.etc | Comments(0)
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