2日目その3:パナマ運河
午後3時半過ぎ、パナマ運河にあるミラフローレス水門に、
再びやってきた。 すでに、巨大な貨物船が通過中で、展望デッキでは、スペイン語と 英語の解説が始まっていた。 ここで、(自分でも確認できるように)パナマ運河について簡単に説明。 パナマ運河は、太平洋と大西洋を結んでいる運河で 全長約80km、最小幅192m。 太平洋と大西洋は、海面の高さが異なっていて太平洋の方が 24メートル高い。 通路は以下のようになっており、上り下りにそれぞれ3段階の閘門*、 待ち時間を含め約24時間をかけて通過させる。 カリブ海⇔ガトゥン閘門 ⇔ ガトゥン湖 ⇔ ゲイラード・カット ⇔ ペデロ・ミゲル閘門 ⇔ ミラ・フローレス湖 ⇔ ミラ・フローレス閘門 ⇔ 太平洋 *閘門(こうもん)とは、水位を変えるための開閉式の水門のこと。 (以下、水門と書く) 今日、訪れているのはパナマシティに最も近いミラフローレス水門。 見学用の観覧デッキから、目の前を巨大な貨物船が通過していく様子が 見られる。 まず、船がデッキ前の巨大な水槽に入ると後ろの水門が閉じられる。 前の水門横の排水溝から、次の水槽に水が移り、水位が下がっていく。 両側の水槽の水位が大体同じになると、 真ん中の水門が開く。 このように船は左右に繋がれた電気機関車で牽引されながら、 少しずつ進み、運河を通過していく。 気がつくと、次の船、そして更に遠くには何隻も待機していた。 デッキから見学者たちが船員さんたちに手を振り、 拍手を送ったりしながら、 日本から送った船便も、ここを通ってはるばる南米大陸まで 運ばれたんだなあとか、 まさに世界に繋がっていく運河を目の前で見ているんだ・・・と思うと、 何とも言いようのない感動が胸に迫ってきた。 このままずーっと見ていたい衝動に駆られながらも、先へと急ぐ。 お土産コーナーには、Tシャツやマグカップ、グラスケースや栓抜きなどの 運河グッズ、絵ハガキなどの「パナマ運河」グッズが並ぶ。 スライドショーは時間が合わなかったので、今回は残念ながらパス。 帰り道、パンパスグラスが秋の気配を漂わせていた。 これで、そのまま空港に順調に行ったと思うでしょ。。。 この後、ハプニング勃発! ・・・1日は長かった・・・。
by cocowaqui
| 2007-10-27 23:32
| 07秋 パナマ・コロンビア旅行
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