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ベネズエラで見た、聞いた

週末は、特に特筆すべきこともないんだけれど、

そんな中で・・・
金・土の夜は連日、家の近所でパーティーがあった模様。
こちらのパーティーは、バンドを呼んだり、料理人を呼んだりと
かなり本格的。それはまあ微笑ましいし、良いなあと思うこと
なんだけど、ご近所さんとしてはちょっと・・・と思えることが、
夜中の2、3時まで、メレンゲやサルサなどのダンスミュージックが
大音量で聞こえてくること。。。
日本だったら、通報モノでしょう、絶対!
でも、何だか寛大な方々ばかりのようで、せっかくのパーティーだし、
お互いさまと思っているらしく、皆さん静観されている様子。
私も初めは、
「何時だと思ってるの!」と少々ストレスを感じたけど、この頃は
「あぁ~パーティーね」ぐらいにしか思わなくなってきた。
でも、ちと連夜はつらい。みんな我慢強いなあ。

ベネズエラ人に限らず、ラテン系ってタフだと思う。
以前、職場の女性たちを慰労するためのパーティーに、
日本人の殿方が同行した際、翌日も仕事があるからと
夜中の2時までお付き合いして、彼女たちを置いて帰ったところ、
翌日非難轟々だったとか。。。
夜通し付き合うのが、ここではエチケットらしいですよ。
精神的にも肉体的にもタフでないと、ラチーナとはお付き合いできません♪

よく食べて、よく踊り、よく寝る(?)
そんな健康的なベネズエラなのに、近々国名が変わるらしい。
「ベネズエラ・ボリバール共和国」→「ベネズエラ・ボリバール社会主義国」に。
この「ボリバール」っていうのも、チャベスさんが大統領になってから
替わった国名なのに、更に替えるんだって。
ボリバールっていうのは、スペインの植民地だった南米の国々を独立に
導いた南米最大の英雄、シモン・ボリバールのこと。
このボリバールさんは、ベネズエラのご出身でチャベスさんは深ーく
ご尊敬あそばされているらしい。紙幣にも、この人は描かれているし、
通貨もボリバール(Bs.)、カラカスの空港もこの方の名前が冠されて
いる。

脱線しちゃったけど、なんで更に国名を替えるの?というと、
本気で、21世紀の社会主義国を目指してる、らしい。
ふと街を見回すと、あちこちにチャベス大統領の顔入り垂れ幕が。
・・・これって、いわゆるプロパガンダってヤツですよね。
戦前のソ連とか日本のポスターとかで見たことのあるものの写真版。
(今度写真を撮ったら、upします)

漠然と思っているけど、改めて感じてしまったコト、
現代の日本に生まれたはずなのに、どこに来ちゃってるんだ私・・・
そして、どこまで行っちゃうんだこの国・・・。
by cocowaqui | 2007-09-09 15:30 | 日常生活(ベネズエラ編) | Comments(0)
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